2013年10月1日火曜日

風炉 中置 薄茶 小板


2013年10月1日(火)

【 中置点前 】 薄茶・小板 

炉になる11月を目前にした10月にするお点前。
炭の火をお客様に少し近づけようと、風炉を畳の中心に置く。
水差しは細く長いものを使い、風炉の左側に(いつもと反対)。






升麻
軸:
花:秋明菊(しゅうめいぎく)、升麻(しょうま)

茶杓:六閑斎 (武蔵野・山苞(やまづと))

水指:細水指 束柴 淡々斎好

茶入:鮟鱇型


お菓子を運ぶ:主客の前に置き一礼、一膝下がって立ち退室
水指しを柱つきに置き、ふすまを開ける。 総礼。

水指を持って、風炉前左斜めのところに座り、水指を風炉の敷板の左側に置く。半掛り。 

右手になつめ(横から)、左手に茶碗(茶碗に茶巾・茶筅・茶杓納める)を持ち運び、
いつも置いている水指の前の同じ位置に置きあわせる。(点前畳の1/4のあたり)

けんすい(中に蓋置き、上に柄杓ふせる)持って入る。(ふすまは閉めない)

点前に座り(畳の中心)、けんすい置く。
柄杓構えて蓋置出し、水指前に置く。

柄杓置き(柄の先端は両膝の間)、建水くりあげ居住まいを正す。 



置きあわせ(茶碗ー右左右で膝前、なつめー右で取り(横から持って)茶碗の下に置く)

ふくささばき(草のふくささばき) 、なつめをふき(二引き)、いつもの水指しの位置の左前におく。
ふくささばき直し、茶杓拭き、なつめの上に置く。その横に茶筅出し置き、茶碗下げる。

ふくさ指に挟んで柄杓構えて、釜の蓋あける。
ふくさけんすいと体の間に置き、茶巾釜の蓋の上に出し置く。

湯をくみ、置き柄杓。茶筅通し(コン、見上げてコン、2回、いりのしで抜く)
湯を捨て、茶巾取り、茶巾で拭く(3回半)。茶碗置き、茶巾釜の蓋の上に置く。
茶杓持って「お菓子をどうぞ」

客:菓子盆を取り一礼、置き、次客に「お先に」点主に「頂戴致します」懐紙をだし膝前に置きお菓子を取り置く。次客との間にお盆を置く。いただく。

左でなつめを取り、茶杓を握りこんで蓋を取り茶碗の下(膝前)に置き茶をくむ(1杓半)
茶碗の縁でコン。なつめを置き、茶杓を置く。

水指しの蓋を右手摘み、左手左上と二手で開ける。お湯を入れたてて出す。



お客:取り込み、次客との間に置き、「お先に」膝前に置き「お点前頂戴致します」少しまわして(正面を避ける)いただく。飲み終わったら縁外にだし拝見する。

一口でふくさ腰につける。

客:茶碗を返す。

茶碗取り込み湯をくみ捨てる。

客:「どうぞおしまいを」

片手をついて一礼。
茶碗を膝前に置き、「おしまいいたします。」


取り柄杓で水をくみ、引き柄杓。
茶筅通し(1回)、水を捨て茶巾を納め置き、 茶巾納め、茶筅入れ、茶杓持って けんすいさげる。

茶杓拭き茶碗にふせる。ふくさ建水の上ではらい、腰につける。

(中置は必ず本じまい)
右手で棗を初めの位置に置き、
右横・左横・右手前の三手で、茶碗を棗の左横に置き合わせる。

釜に水1杓入れ釜の蓋閉める。
柄杓蓋置きに置き、水指しの蓋を二手で閉める。


客:「お棗、お茶杓拝見を」

柄杓を建水にふせて、蓋置きを建水の下に置く。茶碗右1手で勝手つきに割る。

棗を持って客つきへ向く。
ふくささばきふく(蓋を拭いたらふくさ握りこんで蓋を取り縁を拭く。)蓋をしてなつめを出す。
ふくさを腰につけ正面に戻り茶杓を取り、点前からだす。

正面へ戻り、柄杓、蓋置き、持って一膝下がって建水持ち、立ち、退室。

客:なつめ、茶杓とりこむ。

茶碗持ってさがる。
水指し持って下がり、ふすまを閉める。


客:道具拝見(なつめー縁外に置き、一礼、蓋をとって裏書き・花押を拝見、
一礼して縁内の客との間に置く。茶杓ー縁外に置き一礼、拝見。縁内の次客との間に置く。返す。

ふすまを開けて入室。道具正面へ座る。

客:「お薄器のおかたちは?」
点主:「秋草蒔絵の鮟鱇型でございます。」
客:「(お塗は聞かない)」

客:「お茶杓のお作は?」
点主:「六閑斎」
客:「ご名は?」
点主:「武蔵野」
客:「ありがとうございました」

左手に棗を受けて、右手で茶杓持ってさがる。

柱つきに棗、茶杓置き、総礼。ふすま閉める。

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